エキサイトイズム

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建築のメインストリームと賃貸住宅。

こんにちは、R-STOREの浅井です。

年の瀬ですね。
早いもので、弊社もあと3日で仕事納めとなります。
本年一年大変お世話になりました。
本ブログを読んで頂いた方もありがとうございました。

とうことで、このブログの更新も年内は最後となります。
何を書こうかな、と考え、昨年の今は何を書いていたのだろう?と見てみることにしました。すると、これ(笑)。
この時期だったんですね。このブログを書いたのは。件の物件も、どうやら現在は満室稼働となったようです。直近の空室は有り難いことに弊社がご紹介させていただいたお客様にご入居いただきました。

しかし、あれですね。妹島さんにはこんな住宅もあったんですね。現在2室募集中です。
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すごいぐにゃぐにゃ。中もぐにゃぐにゃです。
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かっこよいけど、怖い手すり。子供とは住めないかも。
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すさまじい平面。


結局バブル時代にスターダムにのし上がった巨匠達が、70歳、80歳となってもまだまだ発言力を持っている。そしてそのフォロワー達がまだ建築界ではメインストリームとして扱われている。
巨匠達が活躍した時代は、高度経済成長期からバブルにかけての時代で、日本は右肩上がりの成長を続けていて、税収も伸びていた。その税収を当て込んで、様々な公共建築を建てた。それが巨匠達の活躍のフィールドだったわけです。逆に言えば、巨匠達の活躍は、国家の公共投資に支えられていたとも言えるわけです。
その公共投資が現在はどういった状況なのかは言わずもがなです。
しかし、建築のロジックや教育は公共投資が支えた彼の時代を相変わらずフォローしている。そんな感じなのかなあ、と。妹島さんは既に巨匠ですので、例としてはふさわしくないですが、群を抜いてすさまじかったので、写真紹介しました(笑)・・・

新国立競技場の是非についての議論が盛り上がっています。計画に反対している建築家の方も多くいるようです。私は建築家は収支なんて気にしない人種だと思っているので、いきなり「税収減が予想されるなかで、あの規模を維持できるのか」とか言っちゃって、「どうしたの?急に」という驚きを持って議論の行方に関心を持って見ているのですが、でも私からすれば、あれこそ好きなことやっちゃって欲しい。好きなようにデザインして、造形して、建築家の真骨頂を見せて欲しい。あれこそ、彼の時代のフォロワーの腕の見せ所じゃないの?そう思います。ザハ・ハディド、良いじゃないですか。彼女を見いだしたのは巨匠の一人である磯崎新氏なわけですし、磯崎氏と言えば「俺は公共しかやらない」と言った人でもある。完璧にメインストリームに乗っかってるわけです。ここでやり切らなくて、どこでやる!?と。

もちろん、例のコンペがオープンじゃなかったという問題指摘はその通りなのかもしれないですし、本来であればあのコンペで力を発揮したかったフォローワーたちに機会が与えられなかったと言う問題はあるでしょう。それは置いておいても、現在の建築家と住宅を取り巻く状況を第三者的に見ると、メインストリームのフォロワーでありたい建築家が、公共という地盤を失って、住宅の方に流れてきている感じがします。そして住宅という私的な器において、公共に支えられたロジックを展開しようとするから、とんでもないものになっちゃう。そんな感じかな、と。まあ、個人宅や自邸なら良いんですが、賃貸住宅は不味い。

斜に構えた見方ではありますが、そんな状況が昨年に変わらずあるように思います。

足元では景気が堅調で、マンションや建て売り住宅の販売も好調だそうです。一方でこの状況は供給過剰を意味するわけで、持家の将来に渡る資産価値の維持は難しいでしょう。悪い予想をすれば、資産価値下落によって自宅を手放し賃貸に移る人もいるはずです。また、そういった状況を予測し持家という選択をそもそもしない方も多くなっています。いずれにせよ、私の立場としては、賃貸住宅がもっと住みやすく、気持ちの良いものであって欲しいし、建築を学んだ立場として、そこで活躍するのが将来的にも建築家の方々であって欲しいと思っています。メインストリーム以外、もしくはアンチメインストリームの方々にこそ、その可能性があると思うんですけどね。

みなさま、良いお年をお迎えください。

R-STORE浅井

by r-store_asai | 2013-12-25 11:33 | 建築

卓上カレンダー。

こんにちは、R-STOREの浅井です。

早いもので年末。あと10日で仕事納めです。
弊社も年末に向けてバタバタとしておりますが、この時期になって準備が大変と言えば年賀状。公私ともに追われております。

ところで、よく頂くお年賀に卓上カレンダーがあります。
会社のデスクに卓上カレンダーは必須です。カレンダーを見ながら電話で話したり、打ち合わせなんてシーンは日常茶飯事。使用頻度激高。だから頂くと非常に助かります。

ただ・・・、頂く立場で文句言ったら怒られちゃうんですが、非常にデザインが、その・・・イマイチ。
趣味の不一致ももちろんあるのですが、毎月毎月同じ企業ロゴを眺めてないといけないというのもまた・・・、その・・・、ちょっとですよね。
もちろん、そのサブリミナルな効果が狙いなんでしょうけど、あからさま過ぎてちょっと辟易したり。そうすると、自分の机に置きたくないなあと思っちゃって。もっとシンプルな卓上カレンダー欲しいなあ、と。飾っておきたいとまでは思わなくても、飾っておいて少なくとも気分を害さないもの。そういうの頂けないかな・・・と(笑)。

しかし、やっぱり営利企業にそれを期待するのは無理だとわかりまして・・・、実を言うと昨年作ってしまいました。自社で。昨年からはそれを年賀状代わりにお世話になった方々にお送りしています。

今年も来年分が出来上がってきたので、少し公開!
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シンプル、こういうの欲しかった。自画自賛ですいません。昨年の反省を活かし、使いやすくバージョンアップしております。

デザインはR-STOREのCIを全てデザインしていただいているsoda-designの柴田さんです。

いや、シンプル。我ながらシンプル。企業ロゴも無し。サブリミナルな効果は期待できないですが、こういうのは気持ちですから。気持ちよく使って頂けるものが良いですよね。もちろん、弊社にお問い合わせ頂ける場合も考えて、裏返すと年始のご挨拶とともに、弊社の情報が記載されています。小さく(笑)。
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裏側。少しだけ弊社の情報。気づかない人もいるかも。サブリミナル効果は期待できません。


ということで、お正月休みの間に投函されるよう発送させていただきます。お楽しみに!

R-STORE 浅井

by r-store_asai | 2013-12-18 12:08 | ハンサムなもの

おとり物件

R-STOREの浅井です。

「おとり物件」というものがあるらしいです。
満室の物件を空室のように見せかける、とかいう可愛いものではないく、全く架空の物件、それも相場賃料と比較すると並外れて安い、誰もが問い合わせずにはいられない物件をでっち上げて、サイトに掲載するなどし、集客する手法だそうです。
この業界にいながら、こんなに露骨なやり方があるとは知らなかった(笑)。詳しい方に聞くと、かなりクラシカルな手法らしいのですが、詳細はこのエントリーをご参考に
自分はまだ不動産屋の良心を信じてたんだなあ・・・と人の良さに苦笑しました(笑)。
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ひー、怖い。詐欺ですね。


いや、すごいですね。ほんと。こんな不動産屋に出会ってしまったら、不動産屋不信に陥るのも納得です。
私は職業を聞かれるとなるべく爽やかな笑顔で「不動産屋です」と答えるようにしていますが、引きつった笑顔で応対されることが頻繁にあります。きっと、その人たちはこういう不動産屋につかまって、嫌な思いを経験してしまったのかも知れません。「不動産屋なんて、人をだまして甘い汁を吸っているあくどい連中だ。」と思われているのでしょう。

しかし、不本意ですね。こういう輩がいるから業界全体がグレーな目で見られるというのも。公明正大にやりましょうよ。不動産業界。それと「非公開物件多数あります。まずはご来店を!」みたいなのもやめた方が良い。来店させた上で、すさまじいプッシュ営業して、最終的に契約に持ち込んでしまおう、みたいな意図が見え見えなんですよね。昔みたいに駅前の不動産屋に行かなければ情報が手に入らない時代じゃない。ネットで、スマホでいくらでも手に入るわけです。そんな面倒くさい、見え見えの営業をしているような不動産屋を誰が選ぶんだろう、といつも思います。気に入らなかったら、すぐにでも他の不動産屋から情報をとれる時代なんですから。良質な情報をちゃんと公開して得られるメリットより、公開しないことのマイナスの方が多いはずです。

まあ、でも私の立場から言えば、そう言った不動産会社はそのままの手法を貫き通していただいた方が良いかもしれません。結局サービスを選ぶのは消費者ですから、いずれ淘汰されるのではないでしょうか?

いつも思いますが、不動産屋って不動産業に分類されるんですが、本質的にはサービス業なんですよね。不動産屋として、本当に求められるサービスが何なのか。今一度真剣に考えるタイミングに来ていると思います。

こんなところで。

R-STORE 浅井

by r-store_asai | 2013-12-11 11:52 | 不動産屋

ジェットコヒノール。

こんにちは、R-STOREの浅井です。

師走に入りら何気に忙しい。
ということで、今日はちょっと肩の力を抜いて僕が最近つかっているお気に入りのボールペンを紹介しようと思う。このブログは本来はそういう主旨で始まったはずだった(笑)。
こちら。
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コレがお気に入りのボールペン。ずんぐりむっくりしている。グリップ部分のディンプルも良い。
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革のキャップがついている。


設計の勉強をしたことのある方ならご存知だと思うが「芯ホルダー」という筆記用具がある。シャープペンでもなく、鉛筆でもない。鉛筆の芯をはさむ。芯は特殊な削り機で削る。
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これがいわゆる芯ホルダー。鉛筆の芯だけをホルダーに挟む。使いこまれています。

多くの図面はCAD化されたが、手書きで図面を書くときは、これで書いたりする。芯の太さは何段階もあって、それに応じてホルダーを使い分ける。
このボールペンは本来は極太芯用の芯ホルダーなのだが、それに鉛筆芯では無く、ボールペンの芯を入れた。
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芯を外したところ。
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こんな風に芯をするすると入れていきます。


ホルダー自身はチェコの老舗の文具屋「コヒノール」社のもの。シンプルで質実剛健な感じが東欧の気質を今に伝えているように思う。
芯は合えば何でも良いのだが、デフォルトで三菱の「ジェットストリーム」という芯が付属していた。実はこのジェットストリームが優れもの。本当に滑らかに書けるし、インクの乾きも早い。

芯ホルダーにボールペンの芯をはさむという、この特殊なボールペンは、実はジェットストリームの書き味に惚れ込んだ方が、何とか格好良くジェットストリームを使いたいということで、ジェットストリームの芯をはさむことができるホルダーを探したのがきっかけで生まれたらしい(事実、ジェットストリームのボールペンは絶望的なデザインのものしかない)。逆に言えば、インクが無くなっても、替芯は普及品なので2本で100円という手頃さ。これなら長くずっと使うことができるというもの。
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かっこいい。


ジェットストリーム×コヒノールで「ジェットコヒノール」と名付けられた本品、前職の友人に勧められて購入しましたが、とても気に入っています。お勧めです。
こちらのお店で購入できます。

こんなところで。

R-STORE浅井

by r-store_asai | 2013-12-04 12:45 | ハンサムなもの


リノベーション、デザイナーズ、改造OK,賃貸住宅のセレクトショップR-STOREのハンサム社長浅井佳が綴る、住宅やライフスタイルのこと。


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リノベーション・デザイナーズ改装自由、面白くておしゃれな賃貸不動産がいっぱいです。
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