エキサイトイズム

男性が働けなくなる社会

あけましておめでとうございます。
2015年始まりました。
今年もどうぞR-STOREでお引っ越しのほどよろしくお願いいたします。

年頭ということもあり、連日「これからの日本はどうあるべきか」といったような記事やコラム、ニュースを見かけます。
特に多く目にするのが、「女性労働力の活用」。これは人口減少局面にある日本の労働人口を維持もしくは増やすためには不可欠だと言われていてここ10年位のテーマになっています。
弊社はこの1月で25人になり、そのうち女性は14人。56%が女性で、これは平均的な企業においては多い方ではないかと思います。
日本の企業において女性活用が進んで来なかった原因については様々な意見がありますが、私が個人的に感じるのは当然のことながら女性と男性において根本的な能力の違いがあるはずもなく、女性だからというだけで繊細で丁寧な対応がナチュラルボーンでできるかというとそういうことでもなく、では男性だからというだけでリーダーシップがあるかというとそんなわけもなく、女性だからといって扱いに何か気を使わなければいけないかというとそんなこともなく、男性だからといって体育会系にビシビシやってよいかというと、全くそれも違っていて、性別による区別というのは、多少重いものが持てるかどうかということと、トイレを分けるくらいのものでしかないのかな、と。まあそんな感じがしております。

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あけましておめでとうございます。

よく言われるのが「女性は出産があるから長く働けない」という意見です。これは「女性は出産がある」という1点においては正しいでしょう。でも「長く働けない」というのは全くの間違いだと思っています。「男性も長く働けな」くなるからです。
先日小室淑恵さんの講演の書き起こしを読んだのですが「高齢化社会では出産育児と同様、もしくはそれ以上に介護の負担が重くなる」とおっしゃられていました。これはその通りで、私の両親も古希が近くなってきて要介護になってもおかしくありません。急な病気で介護が必要になることもあるでしょう。そのときは、むしろ男性の「筋力」の方が必要になるそうです。それはそうですよね。だって大人は重いですから。
そうすると介護に駆り出されるのはむしろ働き盛りの男性で、今までは「子育てで女性は働けなくなる」と言っていたのが「男性は介護で働けなくなる」と言われるようになるわけです。保育所が足りないのと同様「介護難民」も増えて、働きたくても働けない男性が増えるかもしれません。

これまでの日本企業が男性中心であったことは疑いようのない事実です。当然働き方や、様々な制度がその前提でできあがっています。で、ここへきて先述のような問題が目の前に横たわっていて、だから「女性を活用できるような制度をつくるべき」だというのが世間一般の共通認識です。でも「男性が働けなくなる」という視点は全く欠落していて、これは男性中心の制度をつくってきた日本企業においては、「女性を活用する制度を付加する」程度じゃ解決できないもっと根本的な問題ではないかと最近思うようになりました。
弊社にも社内規程があり、その修正を進めていますが「修正」って程度でじゃ済まないのではないか、と。もっと根本的に働き方や企業の有り様を見なおさなければいけないんじゃないだろうか、と。そんな風にすら感じます。

先に謝っておきます。この問題に対して私が明確な答えをもっているわけではありません。今現在最も大きな課題として私の前に横たわっていて、どう扱うべきか日々頭を悩ませているというのが現状です。

ただひとつ、この問題について私に考えるきっかけを与えてくれたある女性起業家との会話を紹介したいと思います。彼女は未就学児2人の母で育児をしながら社長をやっています。彼女は「女性こそ管理職になるべきだ。」と言いました。これは、よく新聞で言われているような「男性と女性の管理職比率が公平ではない」とか「女性の登用の機会が男性に比べて少ない」とか、そういった類の議論ではありません。彼女は管理職になり部下をマネジメントする立場になることで、現場から離れることができ、その結果時間に拘束されずに仕事ができるようになり、育児との両立が可能になると考えているのです。だから女性は管理職を目指すべきだ、と。すごくポジティブだと思いませんか?

この考え方は今までの「女性は働き続けられないから、管理職に登用できない」という日本企業の考え方と全く真逆です。むし自ら自分の立場を変え、働き方を変えるからこそ、仕事と育児を両立できるようになる。「積極的に仕事をして、評価され昇進するからこそ仕事を続けられる」って素敵だと思いませんか?

今後私達の会社も社会の変化を受け、変化していかざるを得ないでしょう。ただ少なくとも、私達の会社は、男性に対しても、女性に対しても、人生の変化をポジティブに捉えて欲しいし、その変化に対応すべく編み出される自由な発想や働き方を認め、邪魔せず、むしろ奨励し、積極的に応援する。そういった会社でありたいと思っています。

とりとめのない年頭のご挨拶で申し訳ないですが、こんなところで。

本年もよろしくお願いいたします。

R-STORE
浅井

by r-store_asai | 2015-01-07 11:06 | 経営


リノベーション、デザイナーズ、改造OK,賃貸住宅のセレクトショップR-STOREのハンサム社長浅井佳が綴る、住宅やライフスタイルのこと。


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